今日のひとりごと。

なんでこんなサイトを作ったのか?

2023.09.26
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初めまして。このサイトをやっているおばちゃん代表の間仁田です。

このサイトは、
対外的には、一応かっこよくBon Vivantは、「おひとり」の人が、人生を愉しく生きるためのサイトです。
……とか書いていますが、
簡単に言えば「おひとり(予備軍含む)」による、「おひとりさま」のための、人生を生き抜くためのサバイブサイトです。

作っているのは、長年新潟で雑誌やガイドブックや広告やいわゆる「紙媒体」を作ってきた女たちです。

なんでこんなサイトを作ったのか? 
そもそもおひとりさまを愉しむってなにするの?と、皆さんおっしゃいます。

ですよねー。すごく分かりにくいかもしれない。

今の日本は、どーしたって家族制度がベースです。
いろんな行政の手続きはもちろんのこと、なにかあったとき家族がいないと非常に不便。
例えば年をとって入院したり、施設に入るにしても、家族がいないと手続きがえらい不便なことになります。しかもそれだけじゃないんですが。

私はそれを、恩師が病気で倒れ、看取りまでやった3年間で痛感しました。
それについてはまた別のところで書きますが、とりあえずその3年間で納得いかないことがありすぎたわけです。
「先生は税金もちゃんと納めていたのに、こりゃないだろう」と思うことが。

そしてハッと気づきました。
結婚して子どもがいても、子どもはいつか独立する。
夫婦どちらか先に亡くなったら、誰でも「おひとり」になる。
そう思って周囲を見渡すと、一軒家で独り暮らしのシニアの方々がとっても多い。
それはうちの近所だけでなく、取材であっちこっち行った先でもとにかく多い。
そして私の仕事仲間には、独身やシングルマザー、その予備軍も非常に多い。

人間、結婚してもいいし、しなくてもいい。
子どもがいてもいなくてもいい。
でも、みんな確実に年を取っていく。それは誰もが同じで、いつかひとりになるのは変わらない。
そこを愉しく生き抜く文化が日本にないなら、作ればいいんじゃないか?と。

で、編集長を任されている地方誌で、おひとり関連の連載を勝手に始め、いろんなおひとりの話を聞いたり、分からないことを専門家に聞きに走ったりまあそんなことをしていたら、よく分からないけれどとにかく今の時代、とにかく「おひとり」といわれる人が多いことが分かったわけです。
そしていろんなお声をいただき、一丁これはやってみなければならんと思ったわけです。

このサイトの目的は、もちろん私たちはおひとりに役立つ情報や話はもちろん調べてまわります。
でも、今これを見ているあなたも、持っている知恵や経験を話してほしい。
ひとりひとりが自律し、自立した大人になって、知識を一緒に付けていこう、それでたまには、おひとり同士で飲んだり食べたり、愚痴をいったり旅をしたりしながら困ったことや相談したいときは、お互いさま精神で知恵を持ち寄り、生きていく。

「このサイトが何かメリットやサービスを与えてくれるだろう」ではなく、そうです、「あなたも一緒に考えて作っていくんだよ」というサイトでありたいのです。

あなたの持つ経験談は、いつか同じ悩みを抱えた人へのいいアドバイスになります。

だから、Bon Vivantは、「おひとり」の人が人生をより良く、上手に生きていく。
ひとりを愉しむためのほんのちょっとの知恵を学ぶためのサイト、なのです。

というわけで、書いている自分もまだよく分かっていませんが、なにとぞ、どうぞよろしくお願いいたします。

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間仁田 眞澄 Masumi Manita
この記事を書いた人

編集プロダクション株式会社プレッセプレッセ代表。企画編集、取材、ライター業、書籍に広告なんでもやる「サメ」。シングルマザーで独立し、編集集団プレッセプレッセを設立。元・月刊キャレル編集長。

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