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作り手の工房から

2024.02.09
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たったひとつでも、大切につくられたものが手元にあると、人生は豊かになります。

長年、新潟県内各地を取材でまわったスタッフが見つけた新潟の作り手が思いをこめて作った「いいもの」。中には全国でも手に入らない貴重な作品があります。そのストーリーや、作り手さんたちの思いも一緒に紹介します。

Story.1 ◆MITSUKE KNITの「モンゴルカシミヤ」

見附の作り手たちが協力して作り上げた、「一生もの」のカシミヤニット

江戸時代から繊維産業で栄え、ニットの街として全国に知られる見附市。小さなニット会社がたくさんあるこの場所で、2016年から「特別なカシミヤニット」が作られているのをご存じでしょうか。

モンゴルへの経済支援をするために、カシミヤの原毛を直接輸入し、ニット産地ならではの「本当にいいもの」を作りたいと、会社の枠を超えて若手社員が中心となって、開発から販売まで、全てを自分たちで行っています。

最高級の原毛を生かすために「無染色」へのこだわり

カシミヤといっても、その品質にはかなりの違いがあります。その善し悪しを決めるのには、原毛。繊維の長さや細さ、不純物の有無などさまざまあります。

MITSUKE KNITは、現地に出向いての調査から始まり、モンゴルの中でもマイナス40度を下回る最も寒暖差が激しい地域に生息する1歳から3歳までのカシミヤ山羊の産毛といった条件で厳選したもの。
さらに、脱色をせず「無染色」、つまりカシミヤ山羊の産毛の色をそのまま生かしています。

染色のための脱色をしないことで、とろけるような手触りと、天然の脂分が残るため、汚れがつきにくく、クリーニングは逆にしないほうがいいのだとか。また、最高級の原毛ならではの驚くほどの軽さと吸湿性、着心地の良さ。ブラシで丁寧にお手入れをすれば、一生ものにもなるニットです。

この品質であれば、首都圏でこの3倍以上の価格となる、極上のカシミヤ。
MITSUKE KNITでは、このカシミヤとコットン、カシミヤとシルクで春夏物も作っています。

いずれも輸入する原毛の量が決まっているため、大量生産はせず、限定数での販売。
驚きの価格で一生ものが手に入るのは、ニットの産地・見附ならでは。

キャフェ「ボン ヴィヴァン」では、このMITSUKE KNITのモンゴルカシミヤのストールも特別に展示販売しています。

◎詳しくは……
MITSUKE KNIT
https://www.mitsukeknit.jp

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間仁田 眞澄 Masumi Manita
この記事を書いた人

編集プロダクション株式会社プレッセプレッセ代表。企画編集、取材、ライター業、書籍に広告なんでもやる「サメ」。シングルマザーで独立し、編集集団プレッセプレッセを設立。元・月刊キャレル編集長。

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