今日のひとりごと。

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そうなんです。うち、ひとり席ばっかりなんです


「このお店はひとりでなきゃ入れないのよね?」
これ、よく言われます。うちのキャフェ。

「入るのは勇気がいるのよ」
分かります。確かに。

そもそも黒塀にしちゃったし。まあ、確かに入りづらいですよね。飲食の知人たちからも言われた。「ひとり客専用の店なんて絶対やっていけないよ」と。

オープン直後、このあたり周辺の人たちの間で「あそこは何だ」「入ると出てこれないんじゃないか」、「壺を売りつけられるんじゃないか」とまことしやかに囁かれていたそうです。

でも、売るような壺なんてないです、うち。

そして、ちょっと違うイメージも持たれていた。
「夫も子どももいるんですが、行っていいんでしょうか」
「男は行ってはいけないんですか?」
「店に行ったら喋っちゃいけないの? 静かにしてなきゃだめなんですよね」とか。

いやいや、違います。オッケーです。うちはひとり身カフェではなく「ひとり客専用」の店なだけので。

今日も、ご家族で来店していただきました。本当に申し訳ない気持ちになりながらも、「ひとり客専用の店なんです……」と言うのがつらい。ああ、ごめんなさい、本当にごめんなさい。

でも、ひとり客専用だからと、本当に遠くから来るお客さまがいらっしゃったり、ひとりの時間を楽しみたくてきているお客さまもいるので、どうしても断らざるを得ない。

うちも確かにいつも暇だし、お客さまには来てもらいたい……つらいところです。

有料会員であれば2階で、お友達連れてどうぞって言えるんです。

有料会員のシステムもちょっと見直そうか、とずっと悩んでいる今日この頃。

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間仁田 眞澄 Masumi Manita
この記事を書いた人

編集プロダクション株式会社プレッセプレッセ代表。企画編集、取材、ライター業、書籍に広告なんでもやる「サメ」。シングルマザーで独立し、編集集団プレッセプレッセを設立。元・月刊キャレル編集長。

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