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新潟市秋葉区 新潟市新津美術館

new born  荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった

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 絵本作家、荒井良二の作品世界を旅するような展覧会が3月25日~6月8日の期間、新潟市新津美術館で開かれます。
 国内外で高い評価を受けるアーティスト、荒井良二(1956-)。彼の幅広い活動は、絵本だけでなく、絵画、音楽、舞台美術にまでおよびます。本展では、絵画や絵本原画、イラストレーション、新作の立体インスタレーションや愛蔵の小物たちを通して、荒井良二の「いままで」と「これから」をご紹介します。
 まさに旅をするときのように、先が見えない不安や恐れも楽しみに変えてしまうような気持ちで活動の幅を広げてきた荒井良二。彼はこれまでどんなところを旅して、次はどこへ出かけていくのでしょうか。ここからまた新しい荒井良二が誕生=new bornする展覧会を、ぜひご体感ください。

絵本や書籍原画の細部までじっくりと

 おもわず口ずさみたくなるようなリズミカルな文体やオノマトペ、あたたかく鮮やかな色彩、描けそうで描けない独特の線やかたち、そして心にふっと灯りがともるような読後感。荒井さんの絵本や書籍は、一言では言い尽くせない魅力であふれています。画面の中に小さく描かれた人々の様子や、印刷では表現しきれない絵の具の輝きなど、文字のない原画だからこそじっくりと向き合って、その魅力を発見してください。

『あさになったのでまどをあけますよ』原画(表紙)2011年 偕成社©Arai Ryoji

新作絵画や立体作品による会場構成

 2010年、「超える」を意味する「meta(メタ)」をタイトルに用いて、絵画やドローイングを収めた初作品集『meta めた』(フォイル)を刊行した荒井さん。絵本作家として語られる自らを超越する、新たな活動を始めました。本展では新作絵画に加えて、立体作品、新津美術館限定の描き下ろし作品も紹介します。展示空間の特徴を活かした会場構成は荒井さん自身がおこない、展示室全体を使って創作の現在地を伝えます。

《流れ星スパーク奏でよギター》2022年©Arai Ryoji

旅する新作インスタレーション

 展示の最後では、新作の立体インスタレーション《new born 旅する名前のない家たちを ぼくたちは古いバケツを持って追いかけ 湧く水を汲み出す》を発表します。本作は、2010年に制作した絵画《逃げる子供Ⅰ》をもとに制作されました。絵画に描かれた、幸せに向かって逃げるこどもたちは乗り物のような家となり、それぞれに物語を内包しながら旅をしていきます。家の素材や、電球やスケッチなど細部の設え、形から読み取れるこどもたちの物語を想像しながら、会場をゆっくり巡ってみてください。

《new born 旅する名前のない家たちを ぼくたちは古いバケツを持って追いかけ 湧く水を汲み出す》より 2023年©Arai Ryoji/写真:池田晶紀

改修による長期休館前の最後の展覧会。お見逃しなく!

 新潟市新津美術館は、本展会期終了後から2026年3月(予定)まで、改修工事のため休館します。本展は、長期休館前の最後の展覧会です。ぜひ足を運んでみてください。

新潟市新津美術館

TEL/0250-25-1300

開催期間/2025年 3月25日(火)~6月8日(日)

開館時間/午前10時~午後5時(観覧券の販売は午後4時30分まで)

休館日/月曜日(4月28日、5月5日、6月2日は開館)

料金/一般1,100円(900円)、大学・高校900円(700円)、中学生以下無料
   ※( )は有料20名以上の団体料金。 

住所/新潟市秋葉区蒲ヶ沢109番地1 https://www.city.niigata.lg.jp/nam/

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