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目的別・おひとり温泉宿≪レトロ編≫

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ひとり温泉旅に行くならどこがいい?  
新潟県内にあって、遠くはないのにトリップ感が味わえること。 
宿の中だけでも大満足な、個性的な湯と宿であること。 
さらにその土地ならではの美味を堪能できて、のんびりできるゆるゆる感にあふれ、心の底から一人で訪ねて良かったと満足できること。 
そんなおひとり温泉宿へ、いざ。 
今回はレトロ編! 

栃尾又温泉 自在館┃
そろそろ、ぬる湯で、ひとり湯治。

新潟県魚沼市

全国でも珍しい名湯で、ぬる湯で、秘湯で、ひとり湯治のすすめ

400年ほど前から湯治場として親しまれ、25代目に渡って湯守を受け継いできた宿である。
全国有数のラジウム温泉で、浸かるのはもちろん、空気中に放出されたラドンを吸ってもよし、飲用してもよしの万能湯。
抗酸化作用が高まり体の酸化予防にもなるという。
全国に他にも名湯はあれど、ここが湯治場として秀逸なのには理由がある。
どんな名湯だって熱くては長くは浸かっていられないが、ここの源泉は35度。
1時間、2時間、浸かれば浸かるほどに湯の良さはもちろん、自身の内面を見つめ直す時間にもなるのだ。
おこもりひとり湯治はじめは、絶対にこの宿がいい。

▼詳しくはこちら。
そろそろ、ぬる湯で、ひとり湯治。

貝掛温泉・貝掛温泉┃
本を持って、秘境宿へ。

新潟県南魚沼郡湯沢町

心地良く本を読むための全てがあって、余計なものがない

ひとりだからこそ、旅の目的が「読書」というのもいい。
誰に気兼ねすることもなく、好きな時間に好きなだけ文字を追い、物語の世界を彷徨い、疲れたら温泉へ。
しかも源泉の温度は37度。
そこは目にいいと言われる温泉で、手で源泉をすくって目を浸したなら疲れ目もスッキリだ。
さらに周りは自然しかないような場所だから、宿のすぐ脇を流れる清流のせせらぎや森を渡る風の音や鳥のさえずりにも癒やされ、夕食の深山の美味や地酒が体に染み入るよう。
ふぅーっと大きく息を吐き、「贅沢だなぁ」とたまに独り言。

▼詳しくはこちら。
本を持って、秘境ひとり旅。

松之山温泉 凌雲閣┃
ひとり、深山の有形文化財に泊まるなら

新潟県十日町市

ただの秘境でも、歴史あるだけの宿ではないからこそ

山奥のさらに奥に佇む木造三階建ての宿。
日本情緒あふれる古いモノ好きなら、たまらなくなるだろう。
しかも宿は有形文化財で、歴史ある建物に泊まる体験もそうはない。
さらに周りは手つかずの自然が残り、平日に訪ねようものなら贅沢なばかりの静寂が包み込む。
そして何よりも、日本三大薬湯のひとつに数えられる名湯があふれるのだから、疲れ切った心と体を癒やすにもおすすめだ。
ただの秘境ではなく、歴史ある建物があるだけでもない。
連綿と守られてきた自然と名湯と歴史ある宿があって、ここがひとり旅こそおすすめな滞在場所となる。

▼詳しくはこちら。
深山に佇む木造三階建ての有形文化財に泊まる

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